Open Liberty 24.0.0.1でのInstantOnサポートの拡張
24.0.0.1リリースは、Liberty InstantOnがサポートするLiberty機能のセットを拡張します。InstantOnは、Jakarta、Java XML Webサービス、Javaメール機能を実現する機能をサポートするようになりました。このリリースでは、Java 21 コンテナ・イメージと、Open Liberty 公開鍵の真正性を検証するオプションも導入されています。
In Open Liberty 24.0.0.1:
24.0.0.1で修正されたバグリストをご参照ください。
過去のセキュリティ脆弱性修正の一覧はセキュリティ脆弱性(CVE)リストをご参照ください。
過去のOpen Liberty GAリリースのブログ記事もご参照ください。
24.0.0.1を利用してアプリを開発・実行する
If you’re using Mavenを使うときは下記の設定をお使いください。
<plugin>
<groupId>io.openliberty.tools</groupId>
<artifactId>liberty-maven-plugin</artifactId>
<version>3.10</version>
</plugin>
Or for Gradleの場合は、`build.gradle`ファイルに以下をインクルードします。
buildscript {
repositories {
mavenCentral()
}
dependencies {
classpath 'io.openliberty.tools:liberty-gradle-plugin:3.8'
}
}
apply plugin: 'liberty'
Or if you’re using コンテナ・イメージの場合はこちらです。
FROM icr.io/appcafe/open-liberty
またはダウンロード・ページをご参照ください。
IntelliJ IDEA, Visual Studio CodeまたはEclipse IDEをお使いの場合は、IDE内で効率的な開発、テスト、デバッグ、アプリケーション管理を行うためのオープンソースLiberty開発者ツールをお試しください。
Java 21用の新しいコンテナ・イメージ
Starting in 24.0.0.1, you can pull Open Liberty container images that use Java 21 from IBM Container Registry. The images are available in either full
or kernel-slim
image types and are based on Universal Base Image (UBI) 9 minimal. They include the IBM Semeru Runtimes for Java 21 Java runtime environment (JRE). For more information, see UBI 9 minimal Liberty container images with Semeru Runtime Java 21 support.
24.0.0.1 から、Java 21 を使用する Open Liberty コンテナ・イメージを IBM Container Registry から取得できるようになりました。イメージは full
または kernel-slim
イメージタイプで利用可能で、Universal Base Image (UBI) 9 minimal に基づいています。これらのイメージには、IBM Semeru Runtimes for Java 21 Java実行環境(JRE)が含まれています。詳細については、Semeru Runtime Java 21をサポートしたUBI 9最小Libertyコンテナ・イメージをご参照ください。
Jakarta XML Webサービス、Java Webサービス、その他の機能をInstantOnでサポート
Open Liberty InstantOnは、MicroProfileとJakarta EEアプリケーションに高速な起動時間を実現します。
InstantOnは、Open Libertyの機能のサブセットをサポートしています。24.0.0.1リリースの時点で、初期のLiberty InstantOnリリースに含まれる機能のセットに加えて、InstantOnをサポートするために以下の機能が強化されています。
Feature名 | Short名 | InstantOnの初期サポート |
---|---|---|
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24.0.0.1以降 |
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24.0.0.1以降 |
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24.0.0.1以降 |
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23.0.0.9以降 |
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23.0.0.9以降 |
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23.0.0.10以降 |
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23.0.0.10以降 |
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23.0.0.10以降 |
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23.0.0.10以降 |
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23.0.0.10以降 |
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23.0.0.11以降 |
この機能拡張により、Open Liberty InstantOnを使用して、これらの機能を使用するアプリケーションを迅速にデプロイできるようになります。詳細は、Open Liberty InstantOnによるコンテナ型アプリケーションの高速起動をご参照ください。
Open Liberty公開鍵の真正性を検証する
Open Libertyプロジェクトは、Open Libertyの各リリースに秘密鍵を使って電子署名をします。Open Liberty の公開鍵を使って署名を確認し、Open Liberty がリリースしたパッケージであること、リリース後に変更されていないことを検証できます。バージョン24.0.0.1からは、提供された証明書(.cer
)ファイルを使用して、Liberty公開鍵の真正性を確認することもできます。詳細は、Open Liberty リリースパッケージの署名を検証するをご参照ください。
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Gradle, Docker,ダウンロード可能なアーカイブからも入手可能です。