24.0.0.11での認証およびメッセージング機能を使用するアプリケーションの高速起動
この 24.0.0.11 リリースでは、InstantOn がサポートする Liberty 機能のコレクションが拡張され、メッセージング機能と認証機能が追加されました。新しい Open Liberty ガイドと CVE 修正も含まれています。
Open Liberty 24.0.0.11 では、以下のアップデートがおこなわれました。
24.0.0.11 で修正されたバグの一覧をご覧ください。
以前の Open Liberty GA リリースブログ投稿 をチェックしてください。
24.0.0.11 を使用してアプリを開発および実行する
Maven を使用している場合は、pom.xml
ファイルに以下を含めます。
<plugin>
<groupId>io.openliberty.tools</groupId>
<artifactId>liberty-maven-plugin</artifactId>
<version>3.11.1</version>
</plugin>
または、Gradle の場合は、build.gradle
ファイルに次の内容を含めます。
buildscript {
repositories {
mavenCentral()
}
dependencies {
classpath 'io.openliberty.tools:liberty-gradle-plugin:3.9.1'
}
}
apply plugin: 'liberty'
または、コンテナ イメージ を使用している場合:
FROM icr.io/appcafe/open-liberty
または、ダウンロード・ページをご覧ください。
IntelliJ IDEA、Visual Studio Code、または Eclipse IDEを使用している場合は、オープンソースの Liberty 開発者ツール を活用して、IDE 内から効果的な開発、テスト、デバッグ、アプリケーション管理を行うこともできます。
Liberty InstantOnで認証機能とメッセージング機能が使用できるようになりました
InstantOn は Open Liberty 機能のサブセットをサポートしています。24.0.0.11 リリースで、この利用可能なサブセットに以下のFeatureが追加されました。
この機能強化により、Open Liberty InstantOn を使用して、これらの機能を使用するアプリケーションを迅速にデプロイできるようになります。詳細については、「Open Liberty InstantOn によるコンテナー化されたアプリケーションの起動の高速化」を参照してください。
新しいガイド: "Producing and consuming messages in Java microservices"
新しいガイド Producing and consuming messages in Java microservices が REST alternatives カテゴリーで公開されました。 Java マイクロサービス間で標準的なJakarta メッセージング APIを使用して、組み込みの Liberty メッセージングサーバーまたは外部メッセージングサーバーである IBM MQに接続し、メッセージを送信(Produce)し受信(Consume)する方法を学習します。
Security Vulnerability (CVE) の修正
以下の CVE が 24.0.0.11 で修正されました。
CVE | CVSS Score | Vulnerability Assessment | Versions Affected | Notes |
---|---|---|---|---|
7.5 |
Denial of service |
20.0.0.12 - 24.0.0.10 |
grpc-1.0 と grpcClient-1.0 に影響あり |
過去のセキュリティ脆弱性修正の一覧については、セキュリティ脆弱性 (CVE) リスト を参照してください。
Open Liberty 24.0.0.11 を今すぐ入手
Maven、Gradle、Docker、およびダウンロード可能なアーカイブとして こちらのリンクから入手できます。