26.0.0.1 でのログ・スロットリングと注目すべきバグ修正
このリリースでは、Open Liberty にログ・スロットリング機能が導入され、過度に繰り返されるログメッセージを自動的に抑制することで、開発者がノイズを削減し、大量のログをより効果的に管理できるようになりました。
Open Liberty 26.0.0.1 の内容:
ランタイムに追加された新機能に加えて、ガイドの更新 も行いました。
26.0.0.1 で修正されたバグのリストは こちら です。
以前の Open Liberty GA リリースのブログ投稿 もチェックして下さい。
26.0.0.1 でアプリを開発して実行する
もし Maven を使用しているなら、pom.xml に以下を含めます。
<plugin>
<groupId>io.openliberty.tools</groupId>
<artifactId>liberty-maven-plugin</artifactId>
<version>3.11.5</version>
</plugin>
Gradle を使用している場合は、build.gradle ファイルに以下を含めます。
buildscript {
repositories {
mavenCentral()
}
dependencies {
classpath 'io.openliberty.tools:liberty-gradle-plugin:3.9.6'
}
}
apply plugin: 'liberty'
コンテナ・イメージ を使用している場合は、以下のようにします。
FROM icr.io/appcafe/open-liberty
または、ダウンロード・ページ をご覧ください。
IntelliJ IDEA、Visual Studio Code、または Eclipse IDE を使用している場合は、オープンソースの Liberty 開発者ツール を利用して、IDE 内から効果的な開発、テスト、デバッグ、アプリケーション管理を行うこともできます。
ログ・スロットリング
Open Liberty のロギング機能にログ・スロットリングが導入されました。これまで開発者には、大量のメッセージを抑制する方法がありませんでした。この新機能は、同じログイベントが短時間に繰り返し発生した場合に、過度なログ出力を防ぐのに役立ちます。
スロットリング機能はデフォルトで有効になっています。有効にすると、Liberty はスライディングウィンドウを使用して各 messageID を追跡します。デフォルトでは、5 分間に 1,000 回を超えて繰り返される messageID は抑制されます。スロットリングが開始されると、スロットリング警告がログに記録されます。
ログ・スロットリングは、throttleType ロギング属性を使用して、メッセージまたは messageID に基づいてメッセージを抑制するように構成できます。スロットリングが開始される前に許可されるメッセージの数は、throttleMaxMessagesPerWindow 属性を使用して構成できます。
ログ・スロットリングは、throttleMaxMessagesPerWindow を 0 に設定することで無効にできます。
現在、これらの属性は次のように構成できます。
-
server.xmlの場合:<logging throttleMaxMessagesPerWindow="5000" throttleType="messageID" /> -
bootstrap.propertiesの場合:com.ibm.ws.logging.throttle.max.messages.per.window=5000 com.ibm.ws.logging.throttle.type=messageID -
server.envの場合:WLP_LOGGING_THROTTLE_MAX_MESSAGES_PER_WINDOW=5000 WLP_LOGGING_THROTTLE_TYPE=messageID
message と messageID の違い:
次のログイベントの例を考えてみましょう: TEST0111I: Hello World!
throttleType が messageID に設定されている場合、スロットリングは messageID の発生回数のみに基づいて適用されます。この例では、TEST0111I がスロットリングに使用されます。
throttleType が message に設定されている場合、スロットリングはメッセージ全体に適用されます。メッセージ内容のバリエーションは個別に追跡されます。この例では、TEST0111I: Hello World! がスロットリングに使用されます。
このリリースで修正された注目すべきバグ
バグ修正に時間を費やしました。以下のセクションでは、このリリースで解決された問題の一部について説明します。興味がある場合は、26.0.0.1 で修正されたバグの完全なリスト をご覧ください。
前回のリリース以降の新規および更新されたガイド
Open Liberty の機能が成長し続けるにつれて、それらのトピックに関する 新しいガイドを openliberty.io に 追加し続けており、採用を可能な限り簡単にしています。
Observability カテゴリーの下に 2 つの新しいガイドが公開されました。
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