24.0.0.10でのJava SE 23サポート と 新しいバージョンレスMicroProfileフィーチャーのサポート
このリリースでは、Java SE 23 のサポートが追加されています。これは新しいフィーチャーと拡張フィーチャーを含みます。またスタンドアロンの MicroProfile フィーチャーにおいてバージョンレス サポートも含まれています。
Open Liberty 24.0.0.10では、
24.0.0.10 で修正されたバグの一覧をご覧ください。
以前の Open Liberty GA リリースブログ投稿 をチェックしてください。
24.0.0.10 を使用してアプリを開発および実行する
Mavenを使用している場合は、pom.xml
ファイルに以下を含めます。
<plugin>
<groupId>io.openliberty.tools</groupId>
<artifactId>liberty-maven-plugin</artifactId>
<version>3.10.3</version>
</plugin>
または、Gradle の場合は、build.gradle
ファイルに次の内容を含めます。
buildscript {
repositories {
mavenCentral()
}
dependencies {
classpath 'io.openliberty.tools:liberty-gradle-plugin:3.8.3'
}
}
apply plugin: 'liberty'
または、コンテナ イメージ を使用している場合:
FROM icr.io/appcafe/open-liberty
または、ダウンロード・ページをご覧ください。
IntelliJ IDEA、Visual Studio Code、または Eclipse IDEを使用している場合は、オープンソースの Liberty 開発者ツール を活用して、IDE 内から効果的な開発、テスト、デバッグ、アプリケーション管理を行うこともできます。
Open Liberty での Java 23 のサポート
Java 23 は、2024 年 9 月 17 日にリリースされた Java の最新リリースです。以前のバージョンの Java に比べて新フィーチャーと拡張フィーチャーが含まれています。ただし、Java 23 は長期サポート (LTS) リリースではないため、次のバージョンの Java がサポートされるとサポートは終了します。いくつかの新フィーチャーと変更点が提供されております。ぜひご確認ください。
Here are the JEP changes in Java 23:
-
480: 構造化された並行性 (第3プレビュー)
-
481: スコープ値(第3プレビュー)
Open Liberty の Java 23 の新しい変更を使えば、アプリケーションやマイクロサービス、そしてランタイム環境の構築に、今まで以上に効率的に時間を使うことができます。
Open Liberty で Java 23 の使用を開始するには:
-
Java 23の最新のリリースをダウンロードする
-
Open Libertyの 24.0.0.10 バージョンをダウンロードする
-
Libertyの server.envファイル を編集し、
JAVA_HOME
にJava 23 のインストール・ディレクトリを指定する。 -
今すぐテストを始めましょう!
詳しくは Open Libertyのドキュメンテーションのページを参照ください。
Java 23 の詳細については、次のリソースを参照してください。
バージョンレスのスタンドアロン MicroProfile フィーチャー
24.0.0.8 で、Open Liberty はバージョンレスの MicroProfile フィーチャーを紹介しました。バージョンレス・フィーチャーは、どのフィーチャーのバージョンを使用するかを知る必要なく、簡単にLibertyのフィーチャーを使用できるようにします。バージョンレス・フィーチャーの最初のリリースには、MicroProfile のリリースの一部ではないが、他の MicroProfile のフィーチャーと一緒に動作できるスタンドアロンの MicroProfile 技術は含まれていません。このようなフィーチャーの例は mpContextPropagation-1.3
です。
24.0.0.10 では、Open Liberty はスタンドアロン MicroProfile フィーチャーのバージョンレス・フィーチャーを追加します。次のバージョンレスフィーチャーが追加されました。
-
mpContextPropagation
-
mpGraphQL
-
mpReactiveMessaging
-
mpReactiveStreams
次の server.xml
構成ファイルは、新しいバージョンレス スタンドアロン・フィーチャーを備えた MicroProfile プラットフォーム microProfile-6.1
を使用します。
<featureManager>
<platform>microProfile-6.1</platform>
<feature>mpContextPropagation</feature>
<feature>mpGraphQL</feature>
<feature>mpReactiveMessaging</feature>
<feature>mpReactiveStreams</feature>
</featureManager>
利用可能なプラットフォームとバージョンレス・フィーチャーの詳細については、Open Liberty docsをご覧ください。今後のバージョンレス・フィーチャーとプラットフォームのリリースにご期待ください。
Open Liberty 24.0.0.10 を今すぐ入手
Maven、Gradle、Docker、およびダウンロード可能なアーカイブとして こちらのリンクから入手できます。