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ログアウトされた SSO Cookie の追跡、mpHealth REST エンドポイント制御など、26.0.0.7 の新機能

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Navaneeth S Nair and 西尾 実優香 (翻訳) 2026年7月14日
他言語版へのリンク: English ,

このリリースでは、ログアウト後の Cookie の再利用を防ぐために、ログアウトされた SSO Cookie の追跡がデフォルトで有効になり、ファイル・ベースのヘルス・チェックが有効な場合に mpHealth REST エンドポイントを無効にするオプションが追加されました。

Open Liberty 26.0.0.7 では次の変更があります:

ランタイムに新機能を追加し、ガイドも更新しました。

26.0.0.7 で修正されたバグのリストをご覧ください。

26.0.0.7 を使用したアプリケーションの開発と実行

Maven を使用している場合は、pom.xml ファイルに以下を含めてください:

<plugin>
    <groupId>io.openliberty.tools</groupId>
    <artifactId>liberty-maven-plugin</artifactId>
    <version>3.12.0</version>
</plugin>

Gradle の場合は、build.gradle ファイルに以下を含めてください:

buildscript {
    repositories {
        mavenCentral()
    }
    dependencies {
        classpath 'io.openliberty.tools:liberty-gradle-plugin:4.0.0'
    }
}
apply plugin: 'liberty'

コンテナー・イメージを使用している場合は以下です。

FROM icr.io/appcafe/open-liberty

もしくは、ダウンロード・ページをご覧ください。

IntelliJ IDEA、Visual Studio Code、または Eclipse IDE を使用している場合は、オープンソースの Liberty 開発者ツールを利用して、IDE 内から効果的な開発、テスト、デバッグ、およびアプリケーション管理を行うこともできます。

Stack Overflow で質問する

LibertyコンテナイメージをUBI 10 Minimalに更新

Open Liberty 26.0.0.7以降、UBI MinimalをベースとするすべてのLibertyコンテナイメージ(-ubi-minimalタグが付いたイメージ)は、これまでのUBI 9 Minimalではなく、Red Hat Universal Base Image(UBI)10 Minimalをベースとして構築されるようになりました。

コンテナイメージのタグ名自体は変更されないため、イメージの参照先を更新する必要はありません。

今回の更新により、Libertyコンテナイメージのセキュリティが向上します。これは、OSパッケージに対するセキュリティ修正がUBI 10 Minimalではより早く提供されることが多く、その結果、作成されるコンテナイメージで報告されるCVEの数を減らせるためです。

26.0.0.7より前の既存のLibertyリリースでは、引き続きUBI 9 Minimalが使用されます。たとえば、26.0.0.6はUBI 9 Minimalのままであり、サポート対象のライフサイクル期間中は、OSおよびJavaのセキュリティアップデートを引き続き受け取ります。

ユーザーは、ビルド環境および実行環境が、基盤となるUBI 10 / RHEL 10と互換性があることを確認してください。

詳細については、アナウンスメントおよびドキュメントを参照してください。

アプリケーションの組み込みセキュリティーを継続的に改善するため、Open Liberty 26.0.0.7 では、ログアウトされたシングル・サインオン (SSO) Cookie の追跡がデフォルトで有効になりました。この機能により、ログアウトされた SSO Cookie は、ログアウト後に再利用できなくなります。

潜在的な影響は何ですか?

ログアウトされた SSO Cookie が再利用された場合、ユーザーは明示的に再認証を求められ、アプリケーションのセキュリティーが強化されます。

ログアウトされた SSO Cookie の追跡は、以下のサーバー構成で無効にすることもできます:

<webAppSecurity trackLoggedOutSSOCookies="false"/>

詳細については、ログアウトされた SSO Cookie の追跡に関する資料をご確認ください。

ファイル・ベースのヘルス・チェックが有効な場合の mpHealth-4.0 REST エンドポイントの無効化

mpHealth-4.0 の機能は、Open Liberty に MicroProfile Health 4.0 のサポートを追加します。この機能には、/health REST エンドポイントの代替として、ファイル・ベースのヘルス・チェック・メカニズムが含まれています。ファイル・ベースのヘルス・チェック・メカニズムが有効な場合、サーバー構成の属性を使用して /health/started、/health/live、および /health/ready REST エンドポイントを無効にできます。

以前は、ファイル・ベースのヘルス・チェックが有効な場合でも、REST ベースの MicroProfile Health エンドポイントは登録され、アクセス可能でした。この動作は、ファイル・ベースのヘルス・チェックに依存する Kubernetes デプロイメントでは冗長であることが多く、ユーザーは通常、httpGet や gRPC ではなく exec 戦略を使用してプローブを構成します。これらのシナリオでは、REST ヘルス・エンドポイントは使用されません。

この冗長性に対処するため、このリリースでは、server.xml ファイルの mpHealth サーバー構成要素に新しいオプションの enableEndpoints="false" 属性が導入されました。同等の環境変数 MP_HEALTH_ENABLE_ENDPOINTS=false もサポートされています。

このオプションが false に設定され、ファイル・ベースのヘルス・チェックが有効な場合、サーバーは MicroProfile Health REST エンドポイント (/health、/health/live、/health/ready、/health/started) を登録または公開しません。これらのエンドポイントへのリクエストは、'404 Not Found' レスポンスを返します。

ファイル・ベースのヘルス・チェックは、checkInterval 構成属性または MP_HEALTH_CHECK_INTERVAL 環境変数で有効にできます。

環境変数と server.xml 構成の両方が指定されている場合、実行時には server.xml 設定が優先されます。

<server>
    <featureManager>
        <feature>mpHealth-4.0</feature>
    </featureManager>

    <!-- Enable file-based health checks but disable HTTP endpoints -->
    <mpHealth startupCheckInterval="1s" checkInterval="5s" enableEndpoints="false" />
 ...
</server>

enableEndpoints 構成属性または MP_HEALTH_ENABLE_ENDPOINTS 環境変数が設定されていない場合、デフォルト値は true であり、ヘルス・チェック REST エンドポイントが有効化され、公開されます。

注: この機能は、ファイル・ベースのヘルス・チェック・メカニズムが有効な場合にのみサポートされます。ファイル・ベースのヘルス・チェックが有効でなく、enableEndpoints 構成属性または環境変数が指定されている場合、警告メッセージがログに記録されます。REST ヘルス・エンドポイントはデフォルトで有効のままです。

詳細については、資料をご覧ください。

このリリースでのセキュリティー脆弱性 (CVE) の修正

CVE CVSS スコア 脆弱性評価 影響を受けるバージョン 注記

CVE-2026-8646

8.1

HTTP リクエスト・スマグリング

17.0.0.3-26.0.0.6

servlet-3.0、servlet-3.1、servlet-4.0、servlet-5.0、servlet-6.0、servlet-6.1、websocket-1.0、websocket-1.1、websocket-2.0、websocket-2.1、および websocket-2.2 の機能に影響

CVE-2026-9320

5.9

サービス拒否

17.0.0.3-26.0.0.6

servlet-3.0、servlet-3.1、servlet-4.0、servlet-5.0、servlet-6.0、servlet-6.1、websocket-1.0、websocket-1.1、websocket-2.0、websocket-2.1、および websocket-2.2 の機能に影響

CVE-2026-9071

7.1

サービス拒否

17.0.0.3-26.0.0.6

servlet-3.0、servlet-3.1、servlet-4.0、servlet-5.0、servlet-6.0、servlet-6.1、websocket-1.0、websocket-1.1、websocket-2.0、websocket-2.1、および websocket-2.2 の機能に影響

CVE-2026-42402

7.5

サービス拒否

17.0.0.3-26.0.0.6

jaxws-2.2、xmlWS-3.0、および xmlWS-4.0 の機能に影響

CVE-2026-42403

7.5

サービス拒否

17.0.0.3-26.0.0.6

jaxws-2.2、xmlWS-3.0、および xmlWS-4.0 の機能に影響

CVE-2026-42404

7.2

サーバーサイド・リクエスト・フォージェリ

17.0.0.3-26.0.0.6

jaxws-2.2、xmlWS-3.0、および xmlWS-4.0 の機能に影響

CVE-2026-11806

7.2

HTTP リクエスト・スマグリング

17.0.0.3-26.0.0.6

restConnector-2.0 の機能に影響

CVE-2026-11541

7.4

HTTP リクエスト・スマグリング

17.0.0.3-26.0.0.6

過去のセキュリティー脆弱性の修正のリストについては、セキュリティー脆弱性 (CVE) リストを参照してください。

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