Open Libertyのガイドは、JakartaEEとMicroProfileを使うクラウドネイティブのJavaアプリケーション開発の仕方をご紹介します。簡単なマイクロサービスを作成してコンテナ化し、それをKubernetes環境にデプロイします。
手軽に学習できるように、Webブラウザ上のエディタでアプリの開発ができます。またクラウドネイティブ・アプリケーションのデプロイの方法は、IBM Cloudで無料でお試しいただけます。
本記事では、まず最初に、Open Libertyの英語版の開発ガイドを、ブラウザ付属の翻訳ツールを使って、日本語表示にしてみます。
次に、Open Libertyガイドの構成と概要をみていきます。各ガイドは、トピックごとに、15分から1時間のチートリアルに分かれているので、ユーザーの興味やスケジュールに合わせて、どこからでも始めることができます
Open Libertyのガイドをブラウザ付属の機能で日本語表示にします
Open Libertyガイドは、https://openliberty.io/guides/ にあります。ブラウザ付属の翻訳ツールを使って、日本語で学習できます。
下記のスクリーンショットは、Open Libertyのガイドの一覧を英語(左)から日本語(右)に、Chromeブラウザ付属の翻訳機能を使って変換した例です。
下記は、ガイドの内容を英語(左)から日本語(右)に翻訳した例です。説明は日本語に翻訳され、Javaのコードはそのままになります。
Open Libertyガイドの概要
Open Libertyガイドは、下記の3つのセクションから成っています。
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クラウドネイティブ アプリケーションの開発
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クラウドネイティブ アプリケーションの構築とテスト
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クラウドネイティブ アプリケーションのデプロイ
クラウドネイティブ アプリケーションの開発
「クラウドネイティブ アプリケーションの開発」のチュートリアルでは、Mavenのプラグインを使った簡単なサンプルアプリーケーションを作成するところから始まります。このアプリケーションをDockerでコンテナ化します。入門編のあとは、Restfulサービスやリアクティブサービスなど様々なトピックのガイドが用意されています。ガイドの最後のほうでは、本番稼働環境にも役立つ耐障害性や可観測性など上級のトピックにも触れていきます。
クラウドネイティブ アプリケーションの構築とテスト
「クラウドネイティブ アプリケーションの構築とテスト」のチュートリアルでは、MicroShed Testingというテスト手法を使って、コンテナ化されたアプリケーションをテストする手順を説明します。またArquillianを使うときの、テストの書き方についても見ていきます。
クラウドネイティブ アプリケーションのデプロイ
「クラウドネイティブ アプリケーションのデプロイ」のチュートリアルでは、Kubernetesの基本からはじまり、IBM Cloudに無料のアカウントを作ることによって、アプリケーションのデプロイメントを体験します。 IBM Cloudだけでなく、Amazon WebService、Azure Kubernetes Service、Google Cloud Platformなどマルチベンダー環境でのデプロイの仕方についても説明します。
まとめ
Open Libertyのガイドのチュートリアルを使って、今日からクラウドネイティブをアプリケーション開発とデプロイメントを無料で効果的に学ぶことができます。ぜひご活用ください。